受験直前ラストスパート、ファイト!
どうも、如月です。
この時期、国公立大受験を控えた中、私大に出願し、東京にも受験しに行ったりと忙しい受験生も多いだろう。コロナにも気を払いながら大変だと思う。
お疲れ様です。
私大受験で精神もすり減らして体にも負担がかかる時期だと思うが、自分の心身を労わりながら勉強して欲しい。
自分の場合は私大受験を終えたらその当日は何も勉強せず心身のリフレッシュを優先していた。
国公立大受験に関して、自分の体験談を。
一浪目はセンターの得点と模試の判定的にそこまで悪くなかった気がするが。この時期にモチベーションが低下したのと油断もありあっさり落ちた。
二浪目は受験直前期に気を抜いたら絶対落ちると毎日言い聞かせながら勉強していた。そのお陰か、慢心はなくそれなりに準備出来たと思っている。
英語は大コケしない自信があったため時々触れて鈍らないようにして、不安な理数科目を解きまくっていた。
そんな感じで直前期は割と勉強していたし、油断も無かったお陰か何とか合格した。
二浪目はセンターの得点的にも模試の判定的にも余裕があったが、北大二次試験数日前は、ストレスと不安で気が狂いそうで泣きながら勉強していたくらいだ。
だから、不安でどうしようもない受験生も、他の人も同じなんだと安心して、今自分に出来ることを精いっぱい頑張って欲しい。
これは一浪目を終えた時に思ったことではあるが、受験勉強をやり残したら不完全燃焼感が残って後悔する。
大学受験勉強をやれるのは人生で後残り僅か、今だけなのだから。
大学に進んだら、次のステージでやることがある。
だからその時その時を精一杯。
これを読む受験生の上に桜咲きますように。
努力が結実するといいですね。
差が出そうな大学一年
昨日振りです。如月です。
今年の大学一年生は得たものに差が出そうだなあと個人的に思う。
(大学一年生に限らないのかもしれない。)
別に自分が今年の大学一年生の中で、何か頑張った方かサボっていた方だったとかは置いておいて、単純にそういう事実が存在しそうだ。
ただ自分は頑張っている側に居て、この一年で何かを得ていたら良いなとは思う。
差が出るところとしては、経験の密度や数、その経験もどういう類のものかで、様々だろう。
学業、友達付き合い、部活やサークル、恋愛、アルバイト、自己成長(漠然とし過ぎていてあまり使うのが好きではないが)など。
対面のイベントは悉く潰れ、オンライン化や中止で制限がかかるものが多かった。しかし、オンラインになることで意外と参加費が無料になったり、参加資格や人数の制限がなくなったイベントもあったように感じる。
(ここでいうイベントは音楽ライブなどというよりセミナーや何らかの説明会を多く含んでいる。)
イベント参加に関しては、地域や年齢などの差が少し縮まったのではないかと個人的には思っている。(自分はそこらへんに)
対面でなくなったことにより、イベントの質が落ちた部分があるのかもしれないが、参加のハードルが下がった。
その事実を知っているか、そして参加するのかで大きく差が出たのだと思う。
大学入学後からアンテナを張っているか、何かしらのモチベーションや目標を持っているかどうかなのだろう。
Twitterでも「この一年、何もしていない」という発言を見掛ける。
別にそれを非難したいという気持ちもないし、難しい一年だったと思う。
もしかしたら北大の総合理系だと、勉強に追われてそれ以外のことをやる余裕はなかったのかもしれない。
自分なりにこの一年は新しいことに触れてみて経験を増やそうと色々やってみたつもりだが、自分も成果などを並べてみると存外大したことはやっていないのかもしれないと感じる。
様々な失敗もした一年だったため、この春休みからその反省が生かしたい。
個人的な反省としては、色々なことに手を伸ばし過ぎて取「捨」選択が上手く出来なかった。でも大学一年生はこれくらいでもいいのかもしれないと思ったり。
どうも塩梅が難しい。
人間は悩んでばかりの生き物だと痛感する。
あまり考えも纏まっていない。ブログに書いたりとかして吐き出して、徐々に整理をつけようと思ってこれを書いていたりする。
また近々ブログ更新します。
因みに、最近は-5℃が暖かいと感じるようになるくらいには北海道の寒さに慣れてきました。
オンライン授業を一年受けてみて
お久しぶりです。如月です。
ブログを書くと言いながら、結局更新せずに「お久しぶりです。」という書き出しから始めていることに呆れる。
兎にも角にも、怒涛の期末試験ラッシュが終わり、春休みに突入した。
コロナ禍でドタバタと始まった大学生活だったが、一年目があっという間に終わった。
個人的には勉強やそれ以外で後期がかなり忙しくて、目の前のやることを消化するので精一杯だった。
体感では4カ月程度。
コロナ禍で授業はオンラインが殆どで、大学に通ったのは計15日前後であった。オンライン授業をこの一年受けてみて、個人的なメリット・デメリットを軽く触れようと思う。勿論、この限りではないとは思う。
オンライン授業のデメリットとしては、この辺りだろうか。
- 先生の余談・無駄話が聞けない
- 先生の熱量・講義の雰囲気・講義内容が伝わらない
- 友達が出来にくい(業後に喋ったり一緒に学食に行ったりすることがない)
- グループワークがやりにくい
- 大学に通っているという感覚がない
特に、先生の余談・無駄話が聞けないことは大きな損失で、ふとしたところから興味が湧くことも大いにあると思う。
また、友達が出来にくいことも大学生活の重要な一要素を損なっていると感じる。
そして、キャンパスに殆ど通わず、パソコンとにらめっこの日々であるから、大学に通っているという実感はわずかである。
逆にメリットとしてはこの辺りが考えられる。
- 場所に縛られない
- オンデマンドなら時間や場所に囚われずに見返すことが出来る
特に、場所に縛られないということが大きい。家で講義を受けられるだけでなく、これまでなら聞くことの出来なかった他の大学の講義なども聴くことが出来る。大学学部生が無料のオンライン学会も開かれていた。一度、旅行先で授業に出席することもした。
また、オンデマンドなら見返すことが出来るのも講義内容の理解を深めるのに助かった。哲学系の講義などで一度サラッと聞いただけでは理解出来ない部分の講義動画を見返すことが出来ることはよかったと思う。
来年度以降もオンライン授業は続くだろうから、オンラインでの不足分は何かしらで補いたい。
もしかしたら、授業に更なる質を求めるのは限界があるため、授業以外の方策で工夫をしないといけないのかもしれないと感じた。
模試の秋
北海道にはもうすぐ冬が訪れようとしていますが、本州は秋に差し掛かる頃合いでしょうか。
受験生にとって、秋は模試の連続で忙しい時期ですよね。
平日の受験勉強に、週末の模試、お疲れ様です。🍵
僕が浪人生だった頃は、10月・11月辺りは毎週末、模試を受けていたのを思い出します。
全統模試、駿台・ベネッセ模試、大学別模試(俗に言う冠模試)などなど。
この模試ラッシュが終わると、12月に記述模試、マーク模試を一つずつ残して、一年の模試をほぼ受け終わることになると思います。
平日は予備校の授業、週末は模試(下手したら土日両方潰れる)という過密スケジュールですが、上手く息抜きもしつつ体調に気を付けてください。
僕も当時は大変でしたが、不思議なことに今は受験生の時のあの模試の光景や緊張感が懐かしくなる時があります。
時々、あの場に戻りたくなります。
三年も受験生活をしていたからでしょうか。笑
きっと、志望校を目指している過程って苦しくも、志望大学に入学した自分をイメージして、ワクワクする瞬間があるからだと思います。
上手く自分のモチベーションアップに繋げてください。
この時期、一浪目は、授業終わりに予備校の友達とコンビニやスーパーでお菓子を買ったり、
二浪目は、この時期は一人カラオケに何回か行きましたね。
また、僕は夏まで成績があまり成績が安定せず、秋以降にグッと伸びました。
それまではいつも模試の成績を見てしおれていましたが、秋の模試の結果を見て予備校の教室の机の下で小さくガッツポーズをしたのを覚えています。
勿論、秋の模試の成績で受験結果が決まる訳ではないし、大学別模試のE判定から受かった友達も複数います。
踏ん張った秋がきっと自分の糧になりますよ!
辛い時期に差し掛かると思いますが、
頑張れ受験生!
大学一年の夏休みを終えて
お久しぶりです。如月です。
夏休みはあっという間に終わって、もう後期の授業が始まった。
前期が想像以上に忙しく、夏休みこそはブログを書こう書こうと思っていたのだけれど、実際は夏休みが終わってから筆を執っている次第。
Twitterからも離れ気味だった。
ようやく受験も終わり、大学一年の夏休みくらいは思い切りリフレッシュしようと、夏休みは予定を詰め込んでいた。
夏休みが一ヶ月しかなかったというのもあり、かなり忙しかった。
キャンパスライフが無く、課題の増えたオンライン授業の前期を頑張ったのだから、これくらいは許されるだろう。
充実した夏休みを過ごせて良かった。
今度、夏休みに旅行した時の写真を上げようと思っている。
あと、受験生のフォロワーさんもいる為、何か受験生の為になる記事を書けたらいいなと思っている。(このブログを始めた目的の一つ。需要があることを願って!)
後期も忙しくなりそうだけれど、意欲的に頑張りたい。
北海道生活を始めて早一ヶ月
お久しぶりです。如月です。
北海道で暮らし始めてから早一ヶ月。
本当は北海道入りしたらすぐにブログを書きたかったが、それが中々……。
兎に角、実家を出て新しい土地で暮らすのは初めてのことで、日々の生活の中に新鮮さを感じながら過ごしている。
先ず、札幌は涼しくて本当に過ごしやすい。
北海道の人は札幌も暑いというけれど、日陰に入れば涼しいし、風が通ると気持ちがいい。
札幌の街中には、屋外のテラス席があったりするが、本州の多くの地域では真夏のテラス席は暑くて使う人など殆どいない。
高校時代は、よくあの本州の猛暑の中、部活をやっていたなと今更ながら思う。
そして、北海道は食や文化が違う。
北海道限定のものがかなりあったりするし、ラムしゃぶなんて北海道に来るまでは見たことがなかった。
アイヌ語が絡んだ地名などは漢字で書いてあっても全く読めない。
(月寒や発寒は、最初読み方がわからなかった笑)
まだまだ北海道のことは知らないことだらけだから、これから体験していきたい。
本当にこの一ヶ月はあっという間だった。
この調子で大学生活も一瞬で過ぎ去っていくと思うと恐ろしい。
正に光陰矢の如し。
目的あって浪人して北大に入学したのだから、無為に大学生活を送る訳にはいかないな、と。
行き当たりばったりの日や、読書や遊びに一日溶かす日があってもいいと思うし、計画的に事を進めるばかりが良いという訳ではないと思うけれど。
あと北大のキャンパスは美しい。
今度、ブログの記事で北大キャンパスツアーでもやろうかな。
もうすぐ北海道入りします!
近々、北海道に入る。
いやーー、長かった……。
北大入学から早三ヶ月が経過した。
ようやく北海道に行ける。
嬉しいが、正直、待ちくたびれたという気持ちが強い。
流石に長過ぎた。
コロナウイルスの感染は収束していないのだが、諸事情により、大学の方から札幌へ移動するようにと通達があった。
しかし、課題は毎日複数出されており、更に中間試験、中間レポートも重なり最近はかなり忙しい。
人によって量は違うだろうが、特に理系が悲惨な印象を受ける。
オンライン授業で友達も出来ず、課題に忙殺される日々は、精神的に余裕がなくなってくる人も大量にいるだろう。
このかなり忙しい中での引っ越しは時間的に厳しいものがあるというのが実のところ。
課題に追われて、実家で家族と過ごす時間も想像以上に少ない。
このブログも時間を掛けずに書いている。
少し愚痴っぽくなってしまったが、北海道に行けることは楽しみである。
実家を出る寂しさは残るが。
こうして人生の中で一つ一つ終わっていくのだろうか、と思う。
二十歳になってからそう思うことが増えた。
兎に角、ようやく北大生として、北大と御対面という訳だ。
夏の北海道とも、実に一年振りである。
北大キャンパスの中央ローンも見たいし、札幌のテレビ塔や時計塔も実はまだ見たことがない。
すすきのも地図で場所を確認しただけだ。
やりたいこと、行きたい場所は山ほどある。
取り敢えず、北海道入りしたら、ガラナを買うことは決めている。
雨は良い。
雨は良い。
雨に抱く印象は千差万別だろうが、僕は雨が好きだ。
雨音は、雑音を消して世間の喧騒から隔離してくれるようで、自然と心が落ち着く。
雨の日のしとしととした雰囲気は、読書や思索に耽るのに適している。
時には、傘を差さずに雨に打たれてずぶ濡れになるのも悪くない。
雨上がりは、木々や草が青々としていて綺麗で、生気に満ち溢れている印象を受ける。
また、雨を表現する日本語も美しく感じるし、その語源を知ることも面白い。
丁度、今の時期は梅雨である。
梅雨は季節感をはっきりと感じさせてくれる。
僕は「梅雨」を「ばいう」と読むより「つゆ」と読む方が好きだ。
「つゆ」に関しても、語源には諸説あり、ここでいくつか挙げてみる。
- 「露(つゆ)」から連想した
- 梅の実が熟し潰れる時期である為、「潰ゆ(つゆ)」と関連づけた
- カビで物が傷んで費える為、「費ゆ(つひゆ)」から連想した
梅雨には、別名も多く存在する。
例えば、五月雨(さみだれ)。
「さ」は五月(さつき)を、「みだれ」は水垂(みだれ)を指しているそう。
言葉というのは思考の表層でもある為、日本語の意味や語源を知ることで思考や感性に深みが出てくると思われる。
雨に関する日本語を知ることは、雨をより楽しめるようになると僕は考えている。
このように僕は雨が好きなのだが、更に雨が良いと思うようになった切っ掛けがある。
以前見た、新海誠監督のインタビューである。
少し記憶が曖昧だが、このように言っていたと思う。
「雨の日って世界の情報量が増えると思うんですよね。雨音、水溜まりに映るネオンサイン、雨粒に逆様に映り込む景色、降り出した時のアスファルトからする匂いとか。」
この言葉を聞いた時、衝撃だった。
「雨の日は、世界の情報量が増える」だなんて。
この人はそんな豊かに世界を感じられるのか、と思った。
絵を描く人だからこその感じ方なのかもしれないが、
少なくとも僕はそれまで雨の日を「世界の情報量が増える」という捉え方をしたことがなかった。
雨に対して全体像で捉えて考えることが比較的多かった。
しかし、それからというもの、雨の小さな一つ一つの事象にも目を向けるようになった。
兎にも角にも、雨の見方がまた一つ増えて良かったと思う。
勿論、雨は良いことばかりではないが、雨の良さに目を向けて暮らす方が楽しい。
心持ち一つで大きく印象は変わる。
窮屈な心で、面白いと感じられる筈のことも逃してしまうのは損失だ。
自分は、より世界を豊かに感じられる様でありたい。
北海道には、蝦夷梅雨なるものはあるが、本州のような梅雨は無いと聞く。
それはそれで新鮮だと思う反面、どこか寂しさが残る。
〈番外編〉雨を好きになれる作品紹介
ブログの本記事からは少しずれるかもしれないが、作品を紹介する。
「言の葉の庭」という新海誠監督の短編映画が、個人的にお薦めな作品だ。
雨のシーンが多いが、鬱々とした感じではなく、綺麗な描写で、しとしととした感じも内容にあっている。
寧ろ雨を好きになれる作品だと思う。
個人的には、映画で絵や声優さんの演技を味わった後、小説を読むのがお薦めだ。
小説の方が心情描写が細かい上に、小説でしか描かれないシーンもある。
雨好きへの一歩に如何が?
北海道に住んでいない北大生
北大生であるにも関わらず、現在、僕は北海道にいない。
今も道外の実家にいる。
友達には、3月にさよならを言った筈なのに。
この前、友達にまだ実家にいるのか、と言われたばかり。
三月に、地元の役所で、転出届けも出したのに……。
しかし、実はまだ北海道には二回しか行ったことが無い。
早く北海道で生活したい。
大学院には進学するつもりだが、それが北海道だとは限らない。
道外の院に進学すると、北海道で過ごせる時間は、元々四年しかない。
その四年を今こうして実家で食い潰していると思うと、途轍もなく勿体無く感じる。
Twitterで北海道や北大の写真を見掛ける度にそう感じる。
嘆いていても状況が好転することはない為、前を向くしかない。
実生活は、予想外に課題に忙殺されているのだが、合間を縫って読書したりしている。
あとは、コロナ禍収束後にやりたいことをリストアップしている。
その中で、北海道で行きたい場所も挙げていたりする。
今、最も行きたい場所は小樽だ。
去年の夏、北大キャンパスを見学する為に、一人北海道へと飛んだのだが、その時に小樽にも足を伸ばした。
その時の小樽の印象はひどく良かった。
当時は、まだ浪人生の身分であったから、色々思いながら巡ったのを覚えている。
もう既に懐かしい。
その時の回想でもまた今度ブログに書こうかな。
理系でセンター地理94点を取った地理勉強法
こんばんは。理系北大生の如月です。
僕は、今年のセンター試験の地理Bで、94点(100点満点)を取りました。
そんな僕の地理の勉強法を紹介します。
初めに言ってしまいます。
僕の地理勉強法は、参考書+地図帳+過去問の3点セットです!
他にも、統計や白地図も+αで使いましたが、ほぼこの3つしかやっていません。
特に、地図帳を使いこなすことでグッと力が付きます。
地図帳の使い方がイマイチ解らない人も多いと思いますが、そこにも焦点を当てて詳しく解説します。
僕の地理の勉強法が詰まっているので、最後まで読んでくれると嬉しいです。
※飽くまで僕個人のやり方なので、他のやり方もあると思います。
地理という科目の性質
地理という科目は、以下の要素に大別出来ると、僕は考えています。
- 基礎知識
- 発展知識
- 地形・気候が特徴的な地域
- 国・地方・都市
- 図表等のデータ
- 知識の組み合わせで推測
(僕なりの分類です。)
基礎知識や発展知識というのは、地形とかでなく、教科書で読んで覚える単語などの類のものです。
それを、難易度や出題頻度で、基礎知識と発展知識に分類しました。
基礎知識の例:気候帯
発展知識の例:東南アジアで工業化の進んだ順
勉強用具を使い分けて、これらの事柄を網羅していくのが地理の勉強には効果的だと僕は考えています。
「基本→応用→実践」の流れで
「参考書→地図帳→過去問」
というように進めます。
その合間に、補足として
統計資料や白地図を使います。
そして、地理という科目は、センター試験8割程度までは比較的伸びやすいです。
しかし、9割以上を狙うとなると、難易度が一気に上がります。
(恐らく、共通テストもセンター試験を踏襲したものになると思います。なので、センター試験と似た難易度になると、個人的には予想しています。)
では、次から具体的な勉強法を紹介していきます。
※実際の写真を載せて紹介したいところですが、
1.参考書で暗記
これが地理の勉強の基本です。
使い方
一通り知識を参考書で暗記します。
これが大前提です。
一通りの重要な知識を暗記するのは、地図帳よりも参考書の方が効率が良いからです。
基礎知識を殆ど抑えて、発展知識もある程度覚えてください。
これらの内、覚えきれなかったものを、地図帳での勉強に回します。
これが土台になるので、ここを怠ると、地図帳での勉強がはかどらないと思います。
お薦めの参考書
僕の参考書を一組だけ紹介します。
「村瀬の地理Bを初めからていねいに」という参考書です。
二冊構成で、「系統地理編」と「地誌編」に分かれています。
他にも、地理の参考書はありますが、僕はこれが一番お薦めです。
理由は、以下の4つ。
- 情報量が多すぎず少なすぎず適度
- カラーで見やすい
- 文章が堅過ぎず読み易い
- 必要な図表をある程度網羅している
特に、情報量が本当に丁度良く、理系の学校の定期テストからセンター試験までカバー出来ると思います。
他の参考書は、理系には少し分量が多過ぎるものがあると思います。
2.地図帳
地図帳を使いこなすことが大きな実力アップに繋がります。
地図帳に書き込みなどをすることで、自分専用の参考書が出来上がります。
センター試験当日も、僕は地図帳しか地理の教材を持っていきませんでした。
使い方
地図帳は、覚える知識によって使い方を分けます。
(著作権の関係で写真のアップを断念しました……。)
基礎・発展知識
覚えられないものをオレンジペンで書き込みます。記号や矢印も使って、視覚的に見やすく、関連付けてまとめるようにしていました。
ただの情報の羅列では覚えにくいので、因果関係を意識すると覚えやすいです。
また、ちゃんと文章で書くと長くなってしまうので、短く単語だけにしてみたりもしました。
赤ペンだと少し見にくい為、オレンジペンを使っていました。
とは言いつつも、どのように書けばいいか分からない人もいると思うので、メキシコについての記述を一部、例に挙げてみます。
(∵は「なぜならば」の意味を表す数学記号で、見やすい為、勝手に流用していました。)
⇓
・交通渋滞
・大気汚染
∵交通渋滞が慢性化し、自動車の排気ガス
∵盆地で汚染物質が滞留しやすい
∵高標高 低酸素濃度 エンジン不完全燃焼 多
地形・気候が特徴的な地域
これらの事柄は、蛍光ペンでマークしたりして覚えていました。
地図帳を一目みた時にすぐ目に入るようにして、何度も見て覚えるのが狙いです。
これに補足情報を書き足していきます。
いくつか例を挙げてみます。
これらの地形問題は、試験で頻出です。
簡単なものは、地図帳を使わずして覚えている人も少なくないと思います。
しかし、エルベ川やカルパチア山脈、イラン高原なども、位置や標高など基本情報が頭に入っていますか?
参考書だけでは、位置や標高などを覚えるのは厳しいので、図で覚えられる地図帳が良いのです。
国・地方・都市
黄色の蛍光ペンでマークして、国・地方名の周りを四角、都市名の周りを丸で囲むようにしていました。
これも地図帳でパッと見付けやすいようにするのが狙いでした。
しばしば都市名などは、試験で問われます。
国名に関しては、覚えていないと話にならない問題もあります。
図表
参考書に載っている図表で、どうしても覚えられないものは、コピーして地図帳に張り付けていました。
例えば、日本の石油、天然ガスの輸入先のグラフです。
お薦めの地図帳
地図帳を一冊お薦めします。
帝国書院の新詳高等地図です。
内容も洗練されていて使い易いです。
多くの進学校が採用しているようで、僕の高校もこれでした。
予備校の先生も決まってこの地図帳を推していましたね。
3.過去問
知識の組み合わせで推測するものは、過去問などで演習を積むといいと思います。
これは、知識の詰め込みだけで対応するのが難しく、思考訓練が必要だと思います。
各予備校の予想問題よりも過去問の方が問題の質が圧倒的に良いです。
過去問の問題は、繰り返し出題されるので。
そして、過去問をやると、必ず知識の穴が出てきます。
その過去問で暗記不足が明らかになった知識をこれまでと同じ要領で地図帳に書き込んでまとめます。
そうすることで、地図帳が自分の弱点ノートに生まれ変わります。
4.白地図
これは、世界の気候帯の位置を覚えるのに使いました。
参考書や地図帳に載っている世界の気候帯のページを見ながら、色鉛筆で各気候帯を色分けして塗ることで覚えました。
温暖湿潤気候(Cfa)なら黄緑色、というように。
参考書や地図帳にも、気候帯が載った世界地図は載っていたのですが、なかなか覚えられなかったので、実際に自分で塗ってみることにしました。
自分の手で各気候帯を色分けして塗ることで、一度だけでも、かなり視覚的なイメージを掴めました。
各地域の気候帯を対応して覚えられないという人にお薦めです。
特に、苦手な人は何度かやってみると良いと思います。
英単語を書いて覚えることと通じるものがあるかもしれません。
5.統計(データブック)
参考書にも基本的な図表は殆ど載っていたので、正直、あまりこれを使うことはありませんでした。
細かい情報を見たい時には、補助的に使っていましたね。
僕は高校でこの2016年版を買って、浪人期もそのまま使っていました。
まとめ
地理の内容ごとに勉強法を最後にまとめてみます。
以上、僕の地理勉強法でした!
友達の勉強法も取り入れながら、僕なりに工夫して完成した勉強法です。
参考書、地図帳、過去問の3点セットだけで殆ど受験を乗り切りました。
これを読む受験生の方の参考になると嬉しいです。
Twitterもやっています。
質問や相談があれば、気軽にDMどうぞ!
二浪 成人式は出席?欠席?
こんばんは。二浪北大生の如月です。
二浪を含む多浪共通の悩み、「成人式どうするか問題」に触れてみようと思います。
(普通に生きていればこの問題に直面することはないです。苦笑)
浪人生でなくても、成人式の出席・欠席を悩んでいる人の参考になる部分があると思うので、最後まで読んでくださると嬉しいです。
そして、僕がどうしたかを先に言うと、
成人式を欠席しました。
なぜ成人式欠席を選んだのか、メリットやデメリットも交えながら、書いていこうと思います。
成人式の時期が問題
自治体に依りますが、成人式は、大体、成人の日である1月13日に合わせて行われます。
そう、この時期といえば、です。
例年、数日後にセンター試験があり、来年からは、センター試験にとって代わって、共通テストが1月16日・17日で予定されています。
センター試験が共通テストに代わっても、開催時期は変わらず、成人式の問題は変わらずに多浪の前に立ちはだかることになります。
成人式出席のメリット
人生の門出
人生の門出として、「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」という意味で、成人式は行われています。
形の上で、一区切り付けるという意味もあります。
小中の同級生との久し振りの再会
成人式は、小中の同級生と旧交を温める貴重な機会です。
特に、小中の同級生と違う高校に進学した人は、尚のこと貴重です。
多くの人がこれを一番楽しみにしていると思います。
晴れ着を着られる恰好の機会
成人式は、晴れ着を着られる恰好の機会です。
晴れ着は、自分の為でもありますが、親が子供の晴れ着姿を見たいというところも大きい気がします。
特に女性は、振袖を着たいという方が多いのではないでしょうか。
振袖はとても綺麗ですもんね。
成人式出席のデメリット
成人式を欠席の場合、メリットを失うという点でもデメリットが発生しますが、それ以外のデメリットを挙げてみようと思います。
風邪やインフルエンザの感染
成人式には、冬の感染症が流行りがちな時期に多くの人が参加します。
また、多少の熱などの体調不良があっても参加する人が多いでしょう。
インフルエンザやその他の感染症がうつる可能性があります。
一浪目の時、予備校の友人がセンター試験前日にインフルエンザを発症しているのを見ていたので、僕は怖くて行けなかったです。
大学生の友達を見て気を病む
中には、大学生活を謳歌している同級生を見て、気を病む人もいるかもしれません。
いくら覚悟があっても、浪人を重ねている人には、彼らの姿を見るのは堪えるものがあると思います。
自分の選択はこれで良かったのかという迷いが生じる人もいることでしょう。
費用や手間が掛かる
成人式関連は費用と手間が掛かります。
特に、女性ですよね。(僕は男なので話を聞く限りですが。)
振袖はレンタルでも高く、親子や親戚で振袖を使い回したりするという話も聞いたことがあります。
男性でも、袴だと値が張りますが、多くの人が大学の入学式等の際に買う、スーツを着用すると思います。
男性も然りですが、女性は髪型のセットで美容院に行ったりも着付けもするので、本当に大変ですね……。
受験直前期の勉強時間減少
微々たるものかもしれませんが、センター試験直前期の貴重な勉強時間が削られます。
受験はそれまでの積み重ねがでるものなので、その一日の成人式出席に因る影響は如何程か解りません。
しかし、影響がゼロだとは僕は思えません。
時間勝負のセンター試験対策は、苦手な人は一日やらないだけでも多少の影響が出ると僕は思っています。
恐らく共通テストも同じです。
計算力に自信が無い人は、特に数学などに影響が出るのではないでしょうか。
僕の成人式
冒頭でも述べた通り、僕は成人式を欠席しました。
デメリットを被るリスクを心配したからです。
親に成人式の姿を見せることが出来ず、小中の同級生に会えないのは、心残りでした。
しかし、やはり思い切って欠席して良かったな、と思います。
成人式出席でデメリットを被って、北大に落ちていたら絶対後悔したと思うからです。
成人式に行けない分、絶対北大合格してやろうと勉強しました。
その分、やり切れたところがあると思っています。
ただ、当時は、寂しさは少しだけ残りました。
小中の友達からは「成人式来るの?」と、高校の友達からも「同窓会来るの?」とLINEでメッセージを貰いましたが、「受験があるから成人式も同窓会も行けない」と返信しました。
友達は「受験終わったら春休みに遊ぼうな」と言ってくれて、その言葉はありがたかったです。
成人式当日もセンター試験の対策をしていたら、普通に一日が終わっていきました。
両親は、いつもよりちょっとご馳走を用意してくれたのがとても嬉しかったです。
今は、成人式を欠席したことは全く気にならず、思い出しても何故か寂しくはならないですね。
僕の成人式についてざっくばらんに話すとこんな感じです。
成人式を出席するか、欠席するか
成人式を欠席するのは、基本的にリスク回避の為です。
デメリットを被らずに、メリットしかない場合もあるかもしれません。
ですが、デメリットを被った時に、取り返しはつきません。
浪人生にとって重要度は、
「成人式<<受験」
だと僕は思います。
成人式にも行って、受験成も成功するに越したことはないです。
自信がある人は行っても良いと思います。
事実、二浪でも成人式に出席している人はいました。
しかし、僕はそれ程の自信を持てず、失敗した時に後悔したくないので、成人式を欠席しました。
成人式を欠席する人への提案
成人式を欠席しようとしている人に一つ提案があります。
成人式の衣装を着て写真館での記念撮影です。
とても成人式の代替になり得るとは思えませんが、何もないよりはいいのかなと思います。
受験終了後の春休みに、写真館でスーツ・袴・振袖を着て記念写真を撮ることのはどうでしょうか?
理由は、以下の3つです。
- 成人の節目を写真という一つの形として遺しておけること
- 写真館ではあるが晴れ着を着られる
- 親に晴れ着姿を見せられる
僕も、二浪終了後の春休みに、スーツと袴を着て写真館で写真を撮りました。
仕上がりも良く、正直、予想よりも良かったです。
ただ、人に依っては、成人式の衣装を着ると、尚更成人式を欠席したことへの後悔が深まるという人もいるかもしれないです。
なので、全員にお薦め出来るかは微妙な所です。
また、大学の入学式も晴れ舞台ではあるので、その機を狙うのも良いと思います。
僕も成人式の代わりに、大学式の入学式で、親に自分の姿を見せられると思っていました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で入学式も中止になったので、正直かなりショックでしたね……。
大学の卒業式だけは、何としても出席します。
最後に
成人式についてつらつらと綴ってみましたが、如何がだったでしょうか?
成人式を出席するか欠席するかは、人それぞれではあります。
自分のことに目がいきがちですが、個人的に、成人式は親が楽しみにしてくれているものでもあります。
自分一人のことではないので、親とも話し合ってみてください。
ただ前述の通り、例外的に、浪人生に限っては微妙な所です。
本当に難しいところです。
この記事が成人式について悩む人の参考になると嬉しいです。
僕は、これといった区切りがなく成人を迎えてしまいましたが、これを読む方やそのご家族の成人が晴れ晴れしいものでありますように。
何か質問や相談があればTwitterのDMへどうぞ。
数年振りに春が来た
数年振りに春が来た。
春という季節自体は、去年も一昨年も変わらずに巡ってきていたのだが、こんなに「春」という季節の雰囲気を味わえるのは、数年振りだ。
ぽかぽか陽気がとても心地が良い。
かつての中国では、宇宙のあらゆるものを陰と陽の二つに分類できると考えられており、光に満ちた明るい澄んだ気を、「陽の気」と呼んでいたらしい。
「光に満ちた明るい澄んだ気」とは、なんとも上手い表現だなあと感じる。
浪人時代は、今日みたいな麗らかな日和でも、窓の外を眺めるだけでお終いだった。
特に、二浪目は、「自然にはいつも通り春がやってきているのに、いつになったら自分には春がやって来るのだろう」と、洗濯物を干しながら、ベランダから景色を眺めていたのを鮮明に覚えている。
終わりが見えず、どこか自分は違う並行世界を生きている気分だった。
それまで、当たり前に巡ってきていた春が、随分と遠いところにある気がしたものだ。
こんなにいい天気なら、外にも出掛けたくなるが、こうして春を迎えられるだけでも今は充分だと感じられる。
二浪してみて、普通の文化的な生活は意外に貴重なものだと感じるようになった。
読書に耽るには、ぴったりな日和。
そよ風を感じながら窓際で読書する瞬間が一番幸せだと感じる。
中学生の時からこの時間が大好きだった。
今日は詩集を読もうと思う。
(最果タヒさんという好きな詩人の作品。以前サイン本を書店で見かけて衝動買いしてしまった。)
そよ風で揺れたカーテンの合間から、鳥の囀りと春の陽気が流れ込んでくる。
皆さんも良き一日を。
センター試験成績開示
こんばんは。二浪北大生の如月です。
先日、令和二年度センター試験の開示が届きました!
気になる結果は……
ドン!!!!
900点満点中、765点で85%。
目標の90%には大きく届かず、センター試験の翌日はかなり落ち込みました。
英語を除けば、文系科目は割と良くて、理系科目が壊滅状態です……。
この結果について振り返っていこうと思います。
開示・自己採点・手応え
国語・英語筆記→各200点満点
数学・物理・化学・地理→各100点満点
英語リスニング→50点満点
開示、自己採点、試験直後の手応え、の順に得点を並べてみると以下のような感じです。
科目:開示 (自己採点 / 手応え)
地理:94 (94 / 90)
国語:180 (180 / 170)
英語筆記:180 (180 / 195)
英語リスニング:38 (38 / 40)
数学ⅠA:77 (77 / 95)
数学ⅡB:78 ( 82 / 85)
物理:70 (70 / 80)
化学:92 (92 / 90)
合計:765[85%] (769 / 794)
※総点900点満点
※英語は合計200点に圧縮
試験直後の手応え
文系科目は、なんとか乗り切ったという印象だったと記憶しています。
理系科目は、物理で計算が合わなくてかなり嫌な予感がしていました……。
数学は寧ろ出来たと思っていました……。
自己採点
自己採点と開示の差は、-4点でした。
数学ⅡBだけ自己採点が違いました。
ミスがあったのは恐ろしいですね……。
これを読む受験生の方は、くれぐれも気を付けてくださいね。
自己採点ミスのその数点で出願校が変わって、受験の合否も変わるかもしれませんよ。
開示
地理:94点
理系にしてはよく取れた方だと思います。
地理で9割は結構難しいです。
地図帳に沢山書き込んで勉強した甲斐がありました。
国語:180点
これも上手くいきました。
漢文も満点でよかったですね。
ただ、惜しむらくは、試験終了直前に気づいた誤答ですかね。
それで8点落としました……。
英語筆記:180点
これは思ったより出来が悪かったです。
文法で一問間違えて、残りは全て長文で間違えました。
長文は確実に満点を取れると思っていたので、足元を掬われました。
英語リスニング:38点
全然出来ませんでした……。
現役の時が一番良くて、44点とかでしたね……。
数学ⅠA:77点
手応えと最も差があったのが数学ⅠAです。
試験直後には、95点を越えたと思いましたが、蓋を開けてみると80点以下……。
計算ミスのオンパレードで、殆どが計算ミスによる失点です。
過去最高の出来かと思ったので、かなりショックでした。
数学ⅡB:78点
途中で計算に躓き、時間が足りませんでした。
色々工夫して勉強したつもりでしたが、本番で充分に生かせませんでした。
微分で計算を間違えてから崩れていったと思います。
実力不足です。
物理:70点
一番ショックだったと言っても過言ではありません。
去年は95点だったので、一年で25点も下がりました……。
復習すると、考える時に少し丁寧さが欠けていたように感じます。
もっと落ち着いて解けたら良かったです。
化学:92点
大きな計算ミスも無く、9割を超えて良かったです。
ただ、一問、解答をマークし間違えて失点したのが今でも悔やまれます。
総括
センター試験で9割を超えるのも目標の一つだったので、悔しい結果となりました。
文系科目では、健闘しましたが、理系科目では惨敗と言わざるを得ません。
総合で見ても、自分の中では惨敗です。
ただ、北大志望の中では、センター試験の得点は比較的高い方で、傾斜してボーダー+25点程だったと思います。
そのお陰で、二次試験の得点が振るわなかったですが、センター試験の得点のアドバンテージで逃げ切って、北大に合格できました。
センター試験の貯金があっても全く油断は出来ませんでしたが。
僕の代でセンター試験は終わりますが、共通テストもある程度センター試験に近いものになると思います。
受験生は共通テストを軽視しては駄目ですよ!!
難関大も二次「重視」というだけで、共通テストの得点を使うのですから。
近いうちに北大二次試験の開示の記事も書こうと思います。
COVID-19で浪人生は予備校の授業がオンラインになったりして大変だけれど、お互い頑張りましょう!
僕も二浪の末の新大学生活が潰れ、まだ北海道に行けていません……。苦笑
Twitterもやっています。
質問や相談があれば、気軽にDMどうぞ!
予備校のカリキュラムで気を付けること
こんばんは。二浪北大生の如月です。
二浪した僕が予備校のカリキュラムで気を付けることを紹介しようと思います。
勉強計画を立てる際は要注意です!
※浪人生のカリキュラムに関するもので、現役生のカリキュラムは、また違うものだと思います。
それは、ズバリ、
どこの予備校でも、科目に依って、一年間のスケジュールが違うこと。
どこの予備校でも、と言いました。
四谷学院でも駿台でも、科目に依って、年間スケジュールが違うことは共通しているのです。
科目に依って、年間スケジュールが違うとは?
科目によって、二パターンに別れます。
前期に一サイクル、後期も一サイクルの計二サイクルの科目。
前後期通じて、一サイクルの科目。
次で、具体的に掘り下げていきます。
英語・数学・国語の年間スケジュール
英数国の年間スケジュールは、二段構えになっています。
前期:全分野、基礎固めで一サイクル
後期:全分野、応用や実戦で一サイクル
前期と後期で多少の授業構成の変化はありますが、左程時間割は変わりません。
また、全分野やる訳ですから、駿台と四谷学院で学ぶ分野の大きな違いは無かったです。
理科・社会の年間スケジュール
理社の年間スケジュールは、前後期通して一サイクルで、二段構えではありません。
ただ、基本と応用を各分野、その都度抑えながら、進んでいきます。
僕の取っていた物理と化学を例に挙げてみます。
大体、このような感じだったと記憶しています。
駿台と四谷学院で若干の差異はありましたが、取り立てて話す程ではありません。
〈物理〉
前期:力学・波動
後期:熱力学・電磁気・原子
〈化学〉
前期:理論
後期:無機・有機
※河合塾は理科も2サイクルで回しているようです。気を付けてください。
スケジュールを見て気を付けること
英数国と理社で年間スケジュールが違うので、勉強計画もそれを反映させなければいけません。
特に、理科や社会に注意です。
理系だったら、現役生と差を付けられる、電磁気、原子、有機、無機の成績を伸ばすべきです。
夏休みに後期の授業範囲の先取りをしておくべきです。
僕は電磁気と有機を重点的にやっていました。
ここでの先取りした内容が入試本番でも出たりしました。
何も考えずに過ごして、ここら辺の分野の習熟度が現役生の時と同じではいけません。
例えば、以下のように計画を分けて立てます。
〈英数国〉
前期:基礎固め
夏休み:苦手潰し
後期:入試本番を想定した実戦演習
〈理科〉
前期:前期授業範囲を完璧に
夏休み:前期範囲を受験実戦レベルまで引き上げる・後期授業範囲の先取り
後期:後期授業範囲を完璧に
本当に夏休みでの後期授業範囲の先取りはやっておくべきです。
河合塾生は終わっているけれど、駿台生や四谷生はまだ手付かず、なんて状況になりかねません。
以上、元二浪が送る、予備校のカリキュラムで気を付けること、でした!
浪人生の参考になれば嬉しいです。
Twitterもやっています。
質問や相談があれば、気軽にDMどうぞ!
免許合宿を終えた気持ち
卒業検定に合格して、今日で免許合宿を終えることになる。
駅に向かう送迎バスを待ちながら、車校のロビーでこれを書き始めた。
今は、帰りの電車の中で書いている。
時折、ブログを書く手を止めて、田舎を走る電車の車窓をぼーっと眺めている。
このゆっくりと流れる時間と風景がたまらなく好きだったりする。
本当は、今日はブログを書くつもりは無かったのだが、つい自分の今の気持ちを文章にしてみたくなった。
文章の巧拙はさておき、矢張り自分は文章を書くことが好きなのだ、と思う。
閑話休題。
免許合宿の話だが、初めに想像していたよりも楽しい合宿になった。
先ずは、教習自体のことを綴ろうと思う。
学科も技能も大過無く、教習を終えた。
もう少し教官と色々話して見たかったかな。
終盤は余裕も出てきて、MT車の運転が楽しくなっていた。
仮免試験でも卒検でも、運転のことで指摘されることは一度も無く、褒められた。
後は、本免試験に合格して免許を獲得するばかり。
早く北海道でドライブをしてみたいものだ。
さぞかし気持ちが良いのだろう。
そして、肝心(?)の寮生活である。
年齢も出身も異なる初めましての人達が、いきなり数週間の共同生活を送るのだ。
つい最近までホストとして働いていた人も、ゴリゴリの体育会系の大学生も、病気を患ってしまい免許の取り直しに来ている社会人の人も居た。
一人で車校合宿に来たのだが、来る前は、あまりにも馬が合わなかったらどうしようか、と一抹の不安を抱えていた。
が、実際は、殆どの人が一人で来ていたし、喋りやすい人が多く、杞憂に終わった。
ホスト経験者の人も、正直、初めはヤンキーかと思ったが、重度のアニヲタだった。笑
特に仲の良かった関大の子と法政の子とは、風呂でミスチル・スピッツ・GReeeen合唱会をしたり、夜、自販機でジュース男気じゃんけんをしたり。
芝浦工大の子とも仲良くなった。
大学ではInstagramをやるつもりは無かったのだが、結局再インストールして彼らとは交換した。笑
昔なら本当にこれきりの出会いなのだろうが、SNSは凄いものだと感じる。
また出会うことはないかもしれないが。
彼らとさよならをするのは、少しばかり寂しい思いをした。
こういう時、いつもこの言葉を思い出す。
「出会いは別れの始まりです。」
色々落ち着いたら、一人旅に出て、またこういう体験もしたい。
因みに、車校の周りは田舎で何も無かった。
ちょっとした観光地があり、そこだけは行ったが、自分好みでとても良かった。
観光客はまばらだった。
そういえば、最後、駅で他の子とお別れする時に「またね!」と言ったが、もう会うことは無いだろうと思うと、なんと言えば良かったのだろうか……。