春、予備校が始まるまでにやるべきこと【浪人生へ】
どうも、如月です。
僕は、二年に渡る浪人生活を経て、この春、北海道大学総合理系に合格しました。
二年の浪人生活を経験した僕が考える、春、予備校が始まるまでにやるべきことを紹介したいと思います。
※注意
以下のやるべきことには、優先順位があると僕は考えています。
なので、基本的には、上記の順序を守るのを推奨します。
ただ、志望校設定などは人に依って、入れ替わると思います。
1.何の為に浪人するか・将来自分が何をしたいかを考え直す
なぜ、これを一番最初にやるか?
それは、あなたが自身で考えた目的や目標が、あなたの浪人生活の精神的な支えとなるからです。
目的を自分の言葉で明確化して、最終像をイメージ出来た人間は本当に強いです。
そして、浪人する理由が「〇〇大学に入りたい」というのでも良いと思いますが、将来自分が何をしたいかを突き詰めてみると、個人的には更に良いと思います。
答えが出なくてもいいので、まずは、真摯に向き合ってみましょう。
高校の同級生でも、「文系学部に進学したけど、本当は理系のことがやりたいと大学入学後に気付いた。でも、もう遅かった。」という人がいます。
ただ、人それぞれの価値観があるので、こうでなくても良いと思います。
因みに、僕は、「〇〇大学に入りたい」という気持ちで一浪を決めましたが、「将来〇〇をやる為に」 という気持ちで志望を変えて、二浪を決意しました。
2.今年の入試本番の自己採点・振り返り
受験校の数は、人それぞれだと思いますが、それぞれについて、自己採点と振り返えりをすると良いです。
但し、これは厳しめにやってください。
これをすることで、本番での実力や自分の得意不得意をおおよそ見積もることが出来ます。
模試とは違う受験本番でどれだけやれたかを掴むことは重要です。
これによって、浪人の一年間でどう対策していくかが変わると思っています。
自己採点は、細かく出すのは厳しいので、「〇割」という風に僕は出していました。
振り返りは、各大問や各分野ごとに、具体的に、どこが出来て、どこが出来なかったか、書き留めていました。
3.この一年の模試の振り返り
この一年の模試の成績表を見直してみてください。
注目すべきは、分野ごとの得点率や記述答案です。
得意不得意を見極め、英数国の記述答案で記述はどのように失点しているのかを確認します。
一回ごとの模試についてこれを行いますが、一年を通して見ると、様々なことが浮かび上がってくるかもしれません。
判定や偏差値も志望校設定で参考にします。が、数値に囚われすぎないようにしてください。
4.志望校設定
大学名、やりたいこと、学費など、選ぶ軸は人それぞれだと思います。
ただ、自分の得意不得意に適した配点を選ぶのが戦略的には良いです。
他にも、共通テスト重視なのか、二次試験重視なのか、など。
やりたいことが無い人は、入学時に学部を選ばなくてもいい東大や北大をお勧めします。
また、早いうちから、私大、国公立中期後期の大学の目星を付けておくのも良いと思います。
5.苦手潰し
予備校が始まると、予習復習に追われて、自由に勉強出来る時間があまり取れなくなります。
そうなる前に、少しでも、苦手を潰しておきましょう。
後回しにしようとすると色々と溜まっていきます。
個人的には、受験で重要度が高く、習熟するのに時間の掛かる、英語や数学に取り組むことをお勧めします。
この時期、僕は、数学の苦手潰しに一対一をやってました。
ここまで、お送りしてきましたが、個人的には、「1.何の為に浪人するか・将来自分が何をしたいかを考え直す」に真剣に向き合って欲しいです。何より、あなた自身のためになるからです。
大学生の友達で、進路選択に後悔を残している人が意外に多いのです。
そうはなって欲しくないですから。
浪人の一年間は、意外と短いですよ!
この春、良いスタートダッシュを。
このブログをわざわざ覗いてくれた浪人生の上にも、来年、桜が咲くことを祈ってます。
以上、二浪新北大生からでした。
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